8bit moriokaのジャンクコーナーから救出。Apple「MacBook Pro (Retina, 15-inch, Early 2013)」

Apple

岩手県盛岡市八幡町の8bit moriokaさんのジャンクから救出してきました。今回は、なんとApple「MacBook Pro (Retina, 15-inch, Early 2013)」になります。


半年以上前から店頭にあったので救出してきました。セキュリティのためSSDを外して、電源を入れ、OSが入っていない?マークのフォルダが表示されるところまでしか確認していないのがジャンク理由とのこと。Apple 85W MagSafe 2電源アダプタが付属しているので、動作確認はSSDを外付けUSBで接続し、MacOSをネットワークインストールすれば動作確認できるので、それほど難しいジャンクではないと思い、購入したもののを、ジャンク沼にハマることになったのです・・・。

OSをインストールして動作を確認する

OSのインストールはネットワークインストールで簡単に完了。このモデルは、Catalinaまでしか導入できません。これはLateモデルからであれば「Big sur」まで導入できたのですが・・・。


動作テストとして、再起動をしたところ、起動時のAppleマークから読み込みバーの起動途中で画面がブラックアウトしました。バックライトキーボードが点灯しており、起動はしているものの、画面がブラックアウトしたままです。何度か強制終了→再起動を繰り返すことで画面のブラックアウトを回避して起動する始末・・・。これは一体・・・。完全に沼にハマりました・・・。

画面がブラックアウトして、バックライトキーボードは点灯しているので、起動はしている状態。

画面がブラックアウトしないで起動をするために

「MacBook Pro (Retina, 15-inch, Early 2013)」はグラフィックの不具合でリコールがあったモデルのようです。数年前にリコールは終了しているようです。これが原因ではないかと考え、分解してCPUとGPUのグリスを塗り直すことで回避できるのではと考えました。

Macbook Proの分解は比較的簡単で、専用のドライバの工具があれば分解できます。

裏蓋のネジを外して、ヒートシンクもネジを外すだけです。グリスはカピカピになっていません。ヒートシンクのネジも外した形跡もあり、これグリス一度塗り直しているような感じです。

自作PC作成時に購入していた通称「クマグリス」を使うことにしました。

グリスを塗り直した結果、無事起動はするようになりました。しかし、CPUとGPUの温度は、100度近くまで上がるので、「Macs Fan Control」のアプリを使い、FANの回転数と温度の管理を行うことにしました。

内臓SSDの確保

専用の内臓SSDを中古で探し、内臓させます。2012と2013earlyの間のモデル専用SSDのため、中古でもあまり出ておらず、価格も比較的高めです。マウントアダプタ+M-SATAでの増設も考えました。しかし、専用SSDの中古の価格差と大差がない。M-SATA自体も探すのが苦労。マウントアダプタの相性でM-SATAが認識しない可能性も高いので、専用SSDを使うことにしました。(これはMacBook Airのジャンクの時に苦労した苦い思い出があるので・・・。)

Yahooオークションで探した純正品のSSD。SunDiskの256GBになります。裏蓋を外して、ドライバーでネジを1本外すだけです。

外付けSSDのOSをTimeMachine でバックアップをとり、それを使ってOSを復元

不具合など

なんとか運用できるようにしたMacbookProですが、どうしても起動時にAppleマークの読み込みで画面がブラックアウトします。強制的に再起動することで、起動できるという謎仕様です。さらに、何もしない状態が続くと画面がブラックアウトになることもあります。難あり品ですね。

ジャンクのMacBookProは2013Late以降を選ぶべき

ジャンクのMacbook Proですが狙うのであれば、2013Lateモデル以降だと思いました。これ以降のintel macであれば、アダプタを使って汎用のM.2のSSDを使えます。熱問題もないのでいいと思います。今回はあまり情報収集不足で入手したのが良くなかったかもしれません。

画面のブラックアウトせずに起動さえしてしまえば、使えてしまうので、個人的には満足しております。15インチのMacbookPro。大きいですが画面の大きさを考えると、持ち運びはAirに比べると劣りますが、家でちょっとした作業にはいいMacだなと思いました。

 

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