マイクロソフトから発表された、Windows11のメジャーアップデート「Windows11 22H2」
今回から、Windows11非対応のパソコンにインストールしたWindows11ではアップデート出来なくなっています。
Windows Updateはもちろん手動でのアップデートも途中で、非対応PCではアップデートができません。
クリーンインストールではOKのようですが、アップデートではダメ。
それを回避してインストールできる方法があるので試してみることにしました。
Rufusを利用して回避する方法
簡単に説明すると
①Rufusを使用して、USBメモリに回避用のインストーラーを作成する。
②作成したUSBメモリからインストーラーをダブルクリックして手動アップデートをかける。
になります。
Rufusを使用して、USBメモリに回避用のインストーラーを作成する。
https://rufus.ie/ja/#google_vignette
から「Rufus○.〇〇 Portable」をダウンロードします。
USBメモリは8GB以上のものを用意してパソコンに挿しておきます。
(私は家に余っていた32GBのUSBメモリを使用しました。)
「rufus-○.〇〇p.exe」をクリックします。
Rufusの更新ポリシーです。特に更新を確認する必要がなければ「いいえ」を選択します。
(私は「はい」を選択しました。)
ブートの種類を選択し、
マイクロソフトのサイトからダウンロードした、ISOイメージを選択します。
通常の場合は、表示されるデフォルトの設定で行けますので、「スタート」をクリックします。すると、以下のダイアログボックスが表示されます。
ここで、回避したい要件を選択します。
Remove requirement for 4GB+RAM,Secure Boot and TPM 2.0
(RAM4GBとSecure Boot と TPM 2.0の要件を外す。)
Remove requirement for an online Microsoft account
(マイクロソフトアカントの要件を外す。)
Disable data collection (Skip privacy questions)
(データ収集の無効化 プライバシーポリシーの同意のスキップ のことでしょうか?)
Set a local account using the same name as this user’s
(このユーザーと同じ名前のローカルアカウントを設定する。)
Set regional options using the same name as this user’s
(このユーザーと同じ名前を使用して地域別オプションを設定します。)
私の場合は、CPU要件を回避したいので、一番上だけにチェックを入れました。
状態が「準備完了」になれば、完成になります。
作成したUSBメモリからインストーラーをダブルクリックして手動アップデートをかける。
あとは、USBメモリを開いて、インストーラーをダブルクリックすればOKです。その後は指示通りに進め、再起動の際にUSBメモリを抜いて起動されせばOKです。(私は、USBを抜かずに起動し、クリーンインストールの画面になり焦りました。)
無事、22H2へのアップデートが完了しました。試したパソコンは、
「TOSHIBA dynabook T55/URS PT55URS-BWA3」になります。こちらはCPUのみWindows11非対応のパソコンになります。この方法は、それ以外でも回避して使えるようです。私の場合は、サブパソコンに使用していますが、メインパソコンなどの適応にはお勧めしません。サブパソコンやジャンクパソコン等の実験用での運用をお勧めします。
Windows11を導入しているパソコン「Lenovo ideaPad S130」は自動でアップデートが落ちてきたのでバージョンアップしました。
これでうちにあるWindows11のマシンは、22H2へのバージョンアップが完了しました。
コメント