ハードオフから救出「Panasonic Let’s note CF-S9」に非対応のWindows11を導入し、SSD化した。(2021年11月28日更新)

PC

みんな大好きハードオフのジャンクコーナーから救出してきました。今回は、「Panasonic Let’s note CF-S9」2,200円です。

仕様・状態

・CPU Core i5 M520 2.4GHz/2コア

・RAM 4GB

・DVDドライブ内臓

・HDD 250GB(serialATA 5400回転)フォーマット済み OSインストールなし(Windows7Pro シリアルシールあり)

ジャンク理由が通電安定しないためとのことです。 ACアダプタとバッテリー付きでした。

メーカーサイト

購入理由

このモデルはメモリースロットが2スロットで、DDR3 2GB×2枚で搭載されていること。250GBのHDDが搭載されているので、動作不具合があってもパーツ取りで元が取れると考えたからです。2GB×2枚メモリはジャンクノートの修理用に250GBのHDDはデータ保管用に使えばいいので。

動作確認結果は・・・。

まずは、起動をさせてみました。電源を入れたところ確かに、通電しません。何回か繰り返すと・・・。起動しました。通電安定しないという意味はこのことだったのです。(ちなみに、後でわかったことですが、起動中に落ちることもありました。)

起動することは確認できたので、OSをインストールすることにしました。OSはWindows11をインストールします。もちろんWindows11アップグレード未対応モデルのため、以前試したレジストリエディタを使用した方法でインストールできました。

Windows11非対応パソコンにWindows11をクリーンインストールしてみた。SONY VAIO E(VPCEB18FJ)
先日ハードオフでDDR3 2GBを550円で入手したこともあり、 以前、修理したSONY VAIO Eシリーズ(VPCEB18FJ)にWindows11を導入してみました。ちなみにこのPCはWindows11非対応パソコンです。

一部認識しないデバイスがあるので、メーカーサイトからダウンロードする

一部認識しないドライバが2つほどありました。1つが、WiMAXのドライバ。もう一つがHotkey ドライバーになります。この2点はメーカーサイトのWindows7のドライバで対応できました。

導入済みドライバー | パナソニック パソコンサポート
パナソニック パソコンサポートサイト ダウンロード「導入済みドライバー」ページです

「12 Hotkey ドライバー」と「18 無線LAN/WiMAX ドライバー」になります。

動作したものの一部不具合が→解決しました。

Windows11をインストールできたものの、一部不具合が発生しました。それが、オーディオドライバが認識しているにも関わらず。スピーカーとヘッドフォンから音が出なくなる現象です。スピーカーは一度音量が出るとすぐ聞こえなくなる。ヘッドフォンも音が出ているのですが、スピーカーに切り替えると音が聞こえなくなるなど、原因不明の状況です。そのため、bluetoothヘッドフォンを使用することにしました。しかしbluetoothが内臓されていないため、持っていたUSBタイプの受信機を使用することにしました。こちらでは無事に音が聞こえました。

その後、なぜか急に音が出るようになり、特に不具合は出ていません。いったいなんだったんだろう・・・。

HDDでWindows11は動作が遅いのでSSD必須

HDDにWindows11を初めて導入してみたのですが、やはり、遅い・・・遅すぎます。SSDは必須です。近いうちにSSDを導入してみることにします。あとはメモリ4G1枚で6GBで運用しようと思っています。下の2GBのメモリも全分解なしで取り付けできるとblogで紹介している方もいます。

ウェブリブログ:サービスは終了しました。

電源が入りにくいのは電源スイッチの汚れが原因

ネットで調べて分かったのですが、電源は入りにくいのは電源スイッチの汚れが原因らしく、分解して掃除をする必要があるようです。

Panasonic Let’s note(CF-S9)電源が入りにくく、熱暴走もする
電源がなかなか入らず、電源が入ってもすぐに落ちるとの事で来店されました。機種情報:Panasonic CF-S9 分解して内部を...

分解方法は、かなり難易度が高いのでちょっと自信がないかなと思っています。分解方法がわかりやすく説明をしているサイトがありました。

レッツノートCF-S9を分解する(エッセイ0055)

気が向いたらやってみようと思います。

SSDに換装してみました。

HDDでは動作が遅すぎるので、SSDを搭載することにしました。

今回選択したのはSSDは

キオクシアのSSD240GBを選択しました。子供のゲーミングPCで使用歴あり。価格が比較的安い。一応国産メーカーという理由のが理由です。

キオクシアのパッケージ

キオクシアはグリーンと黒のイメージ。

HDDのクローンの作成方法

使用するソフトは、

最高のパーティションソフト - MiniTool Partition Wizard プロ版
プロなパーティション管理ソフトウェアとして、MiniTool Paritition Wizard プロ版にはベーシックディスクの管理とダイナミックディスクの管理機能が含まれています。ベーシックディスクとダイナミックディスクの両方を1つのツールで管理できます。

を使用します。パーティション管理のソフトなのですが、プロ版以上だとクローン作製も可能になります。

HDDケースを使用してSSDをLet’snoteを接続します。

デモ版なっていますが、その後、ライセンス認証をしてプロ・プラチナ版にして使用しています。OSをSSD/HDDに移行を選択してクローンを作成しました。私は有料ソフトを使用しましたが、無料のソフトもありますので、そちらを使用してもいいと思います。

Windows向け最高の無料バックアップソフトウェア| MiniTool ShadowMaker
MiniTool ShadowMakerは、Windows上で最高の無料バックアップソフトウェアとして、エンタープライズレベルのバックアップを無料で提供します。 MiniTool PCバックアップソフトウェアを今すぐダウンロードしてください。
Windows向けのバックアップフリーソフト | AOMEI Backupper Standard
AOMEI Backupper StandardはWindows XP、Vista、7、8/8.1、10、11向けのバックアップフリーソフトです。完全無料で、高度なバックアップ&復元、同期、クローン機能を備えています。OS、HDD、ファイルを守るためにバックアップ&災害復旧ソリューションを提供しています。

Let’snote CF-S9のHDDからSSDの換装方法

本体を裏返しにして、右上のバッテリーを取り外します。

上下各1か所のねじを取り外します。

バッテリーが搭載されていたすぐ隣のカバーを取り外します。

白いシートを引き出すと、HDDが出てきますので、端子を取り外します。

取り外しましたら、白いシートを外します。

換装するSSDに白いシートを貼り付け、収納していきます。

あとは、ねじを2か所閉め、バッテリーを取り付けて完了です。

OSを起動したところ、劇的に起動速度が上がりました。数値的には↑の結果ですが、まずまずに結果ではないでしょうか。SATAの転送速度も古いPCなので遅いのも理由かと思います。

動作するまでかかった経費

本体 CF-S9 2,200円

SSD キオクシア 240GB 3,300円

合計5,500円でした。まあ、安いほうではないでしょうか。あとはメモリを4GB×1枚追加して、6GBまでにしたいなと思っています。

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