先日、PioneerがBlu-rayドライブ事業からの撤退を発表しました。https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/2011687.html
私の周りでも大騒ぎになり、予備のドライブを購入しようとする方のいらっしゃいました。それだけBlu-ray事業では信頼のあるメーカーでした。という私も実はPioneerのBlu-rayドライブを所有しております。以前、ハードオフのジャンクコーナーで発見した「Pioneer(パイオニア)BDR-208JBK」になります。
実はこのドライブですが、トレイの開閉に難があり(だからジャンクで売っていたんだと思います・・・。)イジェクトボタンを連打しないと開閉できません。しばらく運用はしていたのですが、自作マシン変更の際に、使用せずに保管していたのですが、Pioneerが生産を辞めることになったので、復活させることにしました。
Pioneer(パイオニア)BDR-208JBKのトレイの開閉を修理方法
BDR-208JBKの分解
ドライブ本体の裏面の赤丸で囲ったネジを6本外し、青丸で囲んだ突起を押し、左右の側面にある突起も押します。分解の際にトレイを開閉する必要があるので、正面の小さい穴を押してトレイを開閉します。
すると、初めに底面は外れてしまいますが、上部のケースを外します。
上に上げるカバーを外すことができました。
中央部分にシールを貼る
真ん中の突起部分の周りに100円ショップで販売している、PNCH HOLE パンチ穴カバーパッチ(パンチ穴補強シール)を貼ります。紙タイプと透明タイプの2種類があるのですが、私の近所の100円ショップでは、透明タイプしか販売しておらず、厚さが0.05mmなので3枚重ねて貼って0.15mmにしました。紙タイプしかない場合は、厚さが0.1mmのようなので、1枚では薄く、2枚では厚すぎるので注意が必要です。
あとは元も戻せば修理完了です。
自作パソコンに取り付け
自作パソコンに取り付けをして、動作を確認したところ、無事にトレイの開閉ができるようになりました。こんなに簡単にできるんだと思いました。
PioneerのBlu-rayドライブがプレミア価格になるのでは?
PioneerのBlu-rayドライブは高性能で愛好家が多く、今後は中国のメーカーに事業を譲渡するようですが、そこで性能を保持できるかはわかりません。さらにBlu-rayが今後高性能になることも考えづらいので、現状のモデルを修理用に保管したい方も多いと思います。流通している在庫のみのため、値上げしそうな感じですね。
BRD-S16QZ/H というI−O・データ機器の商品が比較的購入しやすいモデルのようですが、なんとこれ中身が「BDR-209MIO」という古いモデルのため注意が必要です。最終モデルはBDR-213であり、BDR-212ぐらいまでのモデルを購入した方がいいと思います。
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