自宅で愛用しております、AX4800 デュアルバンド ギガビット Wi-Fi 6ルーターArcher AX4800のTP-Link様より今回は、「RE900XD」 AX6000 Wi-Fi 6中継器をレビュー用にご提供いただきました。
仕様・スペック
スペック
ワイヤレス | |
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動作モード | 中継器モード/アクセスポイントモード(ブリッジモード) |
ハードウェア機能 | |
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ポート | 2.5Gbpsマルチギガポート×1 ギガビットポート×2 |
ボタン | WPSボタン、Reset(初期化)ボタン |
入力電力 | 100-240V~50/60Hz |
消費電力 | 23W |
ワイヤレス機能 | |
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ワイヤレス規格 | IEEE 802.11a/n/ac/ax 5GHz, IEEE 802.11b/g/n/ax 2.4GHz |
周波数範囲 | 2.4GHz及び5GHz |
信号レート | 2.4GHz:1148Mbps/ 5GHz:4804Mbps |
受信感度 | 5GHz: 11ax HE20 MCS0:-93dBm, 11ax HE20 MCS11:-62dBm 11ax HE40 MCS0:-90dBm, 11ax HE40 MCS11:-59dBm 11ax HE80 MCS0:-87dBm, 11ax HE80 MCS11:-56dBm 11ax HE160 MCS0:-84dBm, 11ax HE160 MCS11:-53dBm 2.4GHz: 11ax HE20 MCS0:-95dBm, 11ax HE20 MCS11:-64dBm 11ax HE40 MCS0:-92dBm, 11ax HE40 MCS11:-62dBm |
ワイヤレス機能 | LEDコントロール アクセスコントロール 電源スケジュール Wi-Fi範囲設定 |
ワイヤレスセキュリティ | WPA/WPA-PSK2/WPA3 |
送信パワー | FCC: 2.4GHz < 30dBm, 5GHz < 30dBm, 6GHz < 30dBm |
その他 | |
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認証 | FCC, RoHS |
パッケージ内容 | RE900XD本体 電源アダプター LANケーブル スタンド かんたん設定ガイド |
システム要件 | Microsoft Windows 98SE, NT, 2000, XP, Vista™ or Windows 7, 8, 8.1, 10, MAC OS, NetWare, UNIX or Linux Internet Explorer 11, Firefox 12.0, Chrome 20.0, Safari 4.0等のJavaが利用可能なブラウザ |
動作環境 | 動作温度: 0℃~40℃ (32℉ ~104℉) 保存温度: -40℃~70℃ (-40℉ ~158℉) 動作湿度: 10%~90% 結露を避けてください 保存湿度: 5%~90% 結露を避けてください |
※メーカーホームページより
外観
商品の特徴
- AX6000デュアルバンドWiFi:8ストリームに対応し合計6000Mbpsの超高速接続を実現します。1
- 160MHzチャンネル:一般的な80MHzでの接続と比べて2倍のネットワークスピードを提供します。2
- フルギガビットポート:1Gbpsに加えて2.5Gbpsポートも搭載し、安定した高速接続が可能です。
- シームレスローミング:接続端末がお家の中を移動しても、可能な限り高速な通信状態を維持できるようにします。
- もっと繋がる:よりたくさんの端末で、より遅延の少ない快適なストリームが楽しめます。
- かんたん設定:Tetherアプリから手軽にセットアップできます。
AX4800 デュアルバンド ギガビット Wi-Fi 6ルーターArcher AX4800と「RE600X」AX1800 Wi-Fi 6中継器の組み合わせでメッシュWiFiネットワークを構築でき、さらに2.5GbpsLANポートを使って高速ネット環境を作ることができるのではないかと思いました。
設定方法
アプリでの設定方法
まずはマイデバイスの右側の「+」をタップします。
「デバイスの種類を選択してください」から「中継機」をタップ。
「LEDのステータスの確認」の表示が出ましたら、無線LANルーターの周辺で、「RE900XD」 の電源をONします。
「RE900XD」 のPOWER LEDが点灯したら、「PowerLEDが点灯をしている」をタップします。
接続しましたと表示されたら、任意のローカルパスワードを設定します。
2.4Ghzと5Ghzの無線LANルータを選択します。
無線LANルータの周辺で設定しているのですが、ここでは「適切な設置場所です」をタップします。
「RE900XD」 が表示されたので設定完了です。あとは、おきたい場所に移動すればOKです。
設置場所
2階のメインのデスクトップパソコンがある場所に設置します。このパソコンは内蔵無線LANがなく、レビューさせていただいているUSB Wi-Fi 6子機「Archer TX20U Plus」を使用していました。これを、「RE900XD」を使って有線接続し、さらにWiFiの電波強度と範囲をアップさせることにします。
以前レビューさせていただきました。RE600Xは2階の中心部に設置しています。本来は中心部の設置すべきですが、今回は、メインパソコンを有線LAN接続してネット接続するため、メインパソコンの位置に設置しています。
メインパソコンのモニターの下に横置きしようとしましたが、モニターの下部の空きスペースが埋まってしまうので、
プリンターの後ろに縦置きすることにしました。壁掛けにもすることが可能ですが、持ち家ではあるものの、壁に穴を空けたくないため、縦置きにしました。
メインパソコンのLANポートと2.5GbpsLANポートを付属するLANケーブルで接続します。これでメインパソコンを無線LAN環境にすることができます。
回線速度と電波強度と範囲
フレッツ 光ネクスト ファミリー・ハイスピードタイプを契約しています。そのため、ダウンロードで最大200Mbps、アップロードで最大100Mbpsです。
スマートフォンアプリ「Wi-Fiミレル」を使っての比較検証
スマートフォンアプリの「Wi-Fiミレル」を使って「RE900XD」 設置前後を比較してみます。端末は「iPhoneSE2」を使用しました。
回線速度比較
回線速度が改善されています。
エリアと電波感度の改善比較
左上が「RE900XD」 の設置場所近くで測定した電波感度です。以前よりも倍近い数値でています。さらに隣の部屋での電波感度の数値が設置前とほぼ互角のなのでエリアと感度がかなり改善されました。
有線接続パソコンを使っての回線速度
2.5Gbpsの有線LANポートに接続したパソコンの回線速度測定です。
FAST.comの場合
USENスピードテストの場合
Asahi Netの場合
Asahi Netの場合
回線速度は使用上問題ない速度だと感じます。
総評
デスクトップパソコンを高速無線LAN化するのに使え、お得な中継器です。
最近のパソコンは無線LANが搭載されているパソコンが多いと思います。しかし、自作系やデスクトップパソコンなどでは無線LANが搭載していない場合があります。デスクトップ機、特にゲーミングパソコンの場合、高速無線LAN環境が必要になってきます。その場合の無線LANの子機は高額な商品を選択する必要があります。さらに、無線LAN環境も電波感度とエリアの確保も必要になります。その際にこの中継器はすべて網羅している商品です。高速通信と広域エリア確保ができる非常に魅力的な商品だと感じます。
NAS(ネットワークHDD)をお持ちの方にもお得な中継器です。
古いNAS(ネットワークHDD)として玄人志向の「玄箱」(KURO BOX)があります。自宅の居間の設置の「TP-Link WiFiルーター Archer AX4800」に接続できるのですが、家族に邪魔扱いにされる(笑)せいぜいTVやゲーム機が限界ということもあり、今回、ギガビットポート×2もあるので、こちらに接続してみました。「RE900XD」 があれば、このような、無線LANを内蔵していないネットワーク商品の設置場所を自由に設置できる点もお勧めしたい点です。
お勧めしたい方
・無線LAN非搭載のゲーミングパソコンなどをお持ちの方
・NASをお持ちの方
・自宅に有線LAN環境がない方
・一部の部屋に無線LANの電波が届かない方
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