みんな大好きハードオフのジャンクコーナーから救出してきました。今回は、みんな大好きApple製品「Mac mini (Mid 2010) 」です。価格はなんと4,400円です。よく訪問するハードオフですが、今週はお休みしていかない予定でした。しかし、Twitterのフォロワーさんのつぶやきを見て、購入してきました。
スペック
・CPU Intel Core2Duo 2.4GHz
・RAM DDR3 SDRAM 1,066MHz 2GB (1GB SO-DIMM×2)
・HDD シリアルATAハードディスクドライブ 320GB
・DRIVE 8倍速スロットローディング式SuperDrive
・GPU NVIDIA GeForce 320M 256MB
・OS macOS High Sierra(10.13)
です。OSはインストール済みで、Driveは不具合ありで、本体とACケーブルのみの現状渡し。即購入しました。なかなかハードオフでMac miniのジャンク中古はでないんですよねー。(ACアダプタはでることがあるのですが。)
動作確認とセットアップの準備
OSはインストール後の起動状態で入っていました。IDとパスワードと設定後、無事起動できました。キーボードはApple Pro keybordを使用。これは以前所有していたiMac 27インチ 2010 midの時に使用していたものです。
HDDとメモリ2GBでは心もとないので、保管してあるグリーンハウスのSSD120GBと、メモリはうちにあるストックで増設をかけることにします。せっかくOSがセットアップされていたので、Timemachineバックアップを使って、SSD換装後OSをインストールしたいと思います。
Timemachineバックアップ
うちに保管してあった250GBのWDのHDDをexFAT形式でWindowsOSでフォーマットをしてから接続しました。MacOS上でフォーマットしても良いのですが、NTFSでフォーマットされていたHDDなのでうまくいきませんでした。クリック一つで簡単にバックアップできるのは非常に便利です。
SSD換装とRAM換装
「Mac mini (Mid 2010) 」は分解はMacminiのなかでも一番簡単な部類に入ります。そのため、ネットでも分解方法を解説しているサイトは多いです。ジャンカー初心者でも工具があれば難易度は簡単です。
SSD換装
裏面の蓋(黒部分)を外します。
「黒●」の位置に黒のカバーの「白〇」をスライド回転させて、
「線のみ〇」の位置に「白〇」を移動させるとカバーを外すことができます。
カバーを外したら、まず、FANを外します。トルクネジのため、工具が必須です。私は、ダイソーの100円ショップで販売している精密ドライバーのセットで対応できました。赤丸の3か所のネジを外していきます。FANを外すと、ケーブルが基盤に接続されているので、上に向かって引き抜くと簡単に外れます。
次に、上部のカバーと右側のカバーを外します。赤丸の6か所です。これもすべてトルクネジでした。上部のカバーは、無線LANのケーブルが接続されているので、こちらも上に向かって引き抜くと抜けます。
外すと写真のようになります。ここから、上部のHDDを抜き出していきます。
赤丸のコネクタを外します。この後、ネットの情報では基盤をスライドさせてスペースを確保してから取り出せるとありましたが、どんなに力を入れてもスライドさせることが出来ず、今あるスペースからHDDを何とか取り出せました。問題は右側のメモリスロットがぶつかるので注意して抜き出してください。抜き出す際に、基盤へ接続しているケーブルが2つあるので注意してください。これも上に引く抜くと外れます。
HDDを取り外した状態です。
ここはらHDDに接続されているものやカバーを外していきます。ネジも2つあるので外してください。↑の写真のケーブルはただ、接着されているだけなので、ゆっくりと外せば取れます。
SSDにカバーを付けてネジを付けます。
同じようにSSDをはめ込んで、ケーブルを差し込みます。
元に戻して完成です。
TimemachineバックアップでOSをインストール
MacOSのインターネットリカバリーでインストールします。「Option」+「Command」+「R」を押しながら起動します。そこで、Timemachineバックアップを選択してリカバリーを開始。
復元が開始され、無事OSのインストールが完了しました。
RAMの増設
この「Mac mini (Mid 2010)」のRAMですが「DDR3-1066」のみ対応のようです。これが1GB×2枚搭載されています。私が所有している、DDR3メモリは「DDR3-1333」と「DDR3-1600」の2種類です。これは使えないなあと思ったのですが、2スロットのうち、1スロットに「DDR3-1066」が搭載されていれば、クロックに合わせて動いてくれるのではないかと思い、
「DDR3-1066」1GB+「DDR3-1600」4GB=合計5GB
の組み合わせで搭載してみると・・・。
5GBで動作しました。まずはこれで運用しつつ、「DDR-1066」の4GBを1枚中古で探して、最終的には8GBで運用したいと思います。ちなみに、最大16GBまで増設できるようです。
実際の使い心地
SSDとメモリ5GBの恩恵で、古いCPUですがそこそこストレスなく動作はしている印象です。YouTubeを再生しながら、Blog更新のテキスト打ちなどは可能です。Amazonプライムビデオの再生もOKでした。ネット視聴等の軽微な作業であれば、今でも使えるMacだと思います。私自身は、Windowsがメインなので、Macは所有欲のためのものなのでいいかなと思っています。
10年以上前のモデルのため、実用レベルで運用するにはそこそこのパーツの準備が必要なので、興味がある方以外は今更の購入はオススメしません。今回のようにジャンクで4,400円という価格でなければ、私も購入はしなかったでしょうね。
光学ドライブ不良とのことでしたが、読み込みができることが発覚
Macのスロットローディングドライブは不良が結構あるのですが、今回購入したジャンクもその記載がありましたが、試しに動作確認を恐る恐るしてみました。
結果、CDとDVDの読み込みの動作確認ができました。うーんどのような動作確認したんだろうか・・・まあ、これがハードオフのジャンク品の魅力なんですが・・・。メディア視聴マシンとして使えそうです。
コメント
いいなあ、Mac。
検証用に欲しかったので、ハッキントッシュ用にSnow Leopard?を買っておいたら、
その2つ先のが無料公開されたと云う…
メモリー。
上位の速度は下位互換なので、1666でも、1033で動作するのでは?
yamamotoさん、コメントありがとうございます。
確かに無料公開されてしまいましたね・・・・。Macは実質OSが無料の状態になってしまいましたからね・・・。
実は、昨日、お世話になっているデザイン事務所で、iMacを(2012から14年あたり?)数台、業者に処分依頼したのを聞き、「どうしていってくれないんですか?僕何台か引き取ったのに・・・。」ということで次回は声かけしてくれることになりました。デザイン事務所の場合は購入する際にメモリはMAXで搭載するので、かなりいいです。(笑)
メモリの件は1033で動作してます。ただ、1666だけ刺している場合は認識しないようです。1033の4G、8Gのメモリは中古でしか入手できないですよねー。もはや。
Macってほんと、癖あるよねぇ…
Winなら、1600だけ挿しても動くはず。
そこは、ハードフェアとソフトウェアを自社開発しているメーカーさんだからかなあと思いますね。
光学ドライブ不良という説明でしたが、検証してみたら、CDもDVDも読み込み確認できたので、各メディア視聴マシンとして使えそうです。
Appleが採用したCPUは3年程度で廃れます。
今までもそうでしたw
確かにそうですねえ・・・。なのでMacは3年で更新という感じにしないといけないので、お金持ちのパソコンです。(笑)
な・る・ほ・ど!
私の周りの所有者は仕事(クリエイター系)か富裕層しかいないですねー。