岩手県盛岡市八幡町の8bit moriokaさんの中古コーナーから救出してきました。今回は「IO-DATA HDL-C series」のネットワークハードディスクになります。
これも前回のMacbookProのジャンク品のように店舗に残っていたので購入してきました。USBとLAN接続での動作確認済み。フォーマット済みの保証なしという商品です。
「IO-DATA HDL-C series」とは
Windows7時代に販売されていた商品なので、Windows7対応が売りになっているのと、簡単にネットワークHDDを構築できるというのが売りのモデルのようです。さらにWindowsのみの対応ですので初心者向けのモデルという位置付けかなと思われます。
私が入手したモデルは500GBモデルのため、分解して、容量の多い1TBのHDDに換装して運用していくことにしました。
「IO-DATA HDL-C series」のHDDの換装方法
まず、初めにクローンを作成します。このモデルは独自のシステム?が入っているようなので、クローン作成にする必要があるようです。
MiniTool ShadowMakerプロ・アルティメット版を使ってクローンを作成
今回もクローン作成ソフトは「MiniTool ShadowMakerプロ・アルティメット版」を使用します。このソフトは無料版もあるのですが、クローン作成は有料版の機能になります。
「IO-DATA HDL-C series」のケースの分解方法
背面の電源ボタンの隣にあるネジを外します。
スライドさせて蓋を外します。
小型FANのケーブルと、LEDケーブルを外して、ケースから取り出します。
HDDはSAMSUNG製の500GBのHDでした。
反転させると、ねじが3箇所あるのでこのネジを外します。
ネジを外すと、HDDをスライドして取り外すことができます。あとは、同じ手順でHDDを入れて元に戻していけばいいです。
「IO-DATA HDL-C series」のセットアップ方法
まず、USBでPCに接続し、「IO-DATA HDL-C series」のHDDの中身を確認すると、SupportSoftのフォルダから、
EasySetupをクリックします。
ちなみに私の場合は、このソフトがHDDの中になかったため、IO -DATAのサイトからダウンロードしてきました。USB HDDとして使用するのには必要ありませんが、ネットワークHDDとして使用する場合はこのソフトが必須になります。
セットアップが開始されるので、表示される手順通り進めればいいです。
発売当時はWindows7のため7の表示画面で説明しておりますが、当方、Windows11Proでも動作しました。
Windowsで2台目以降は繋がらず、Macでもうまく繋がらない。
Windowsではもう一台接続しようと、マニュアルの手順通り行いましたが、Diskに接続することはできませんでした。IPアドレスから、設定の画面は見ることができるのですが、Disk内の接続はできず、お手上げになりました。
Macに関しては、IPアドレスからDisk接続できたり、できなかったりと安定しませんでした。
ネットワーク系の知識があれば簡単なのかもしれませんが、中途半端だとこうなってしまいますね。
初心者でWindowsユーザーならいい商品ですが、色々弄りたい人向けではない商品
簡単にネットワーク構築ができる点では、当時はいい商品だったと思います。しかし細かい設定ができず、独自の設定ソフトで認識されるため、色々弄りたい人には使いづらい商品になっている感じがしました。中古、ジャンクの場合で見つけた際には、USB HDDケースとして考えた方がいいと思いますね。ネットワークのHDDとして使いたいのであれば、別の商品の中古やジャンクを狙うべきだと思います。
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